橋の名は。物語 調音の滝・おつぼ橋

おつぼ橋

 福岡県うきは市の調音の滝(右写真)公園内にある。

 天保年間、久留米藩主有馬頼永公の奥方、青雲院が領内巡遊の折立ち寄られ、水が流音余韻を残して、天然のメロデイーを奏でるように聞こえることから「音の調べ」すなわち「調音の滝」と命名されたといわれている(現地・案内板より)。この滝より10m程下流に滝坪がある。老樹うっそうとした中、涼風漂い水は崖上より落下、鷹取山への中腹にあたるここで青雲院一行が立ち寄られた折、滝坪で水遊びなどにより涼を楽しまれたことは想像に難くない。山合いの滝坪は周りに人影とてなし、お女中たちも肌襦袢一枚で水浴びを許された。この滝坪の上に架かる橋は「おつぼ橋」と呼ばれるようになったそうな。




公園散策

17年北部九州豪雨

お見舞い申し上げます。

調音の滝は元気に営業をつづけています。

・河川水利用プール

・美味回転ソーメン流し

・地元お土産店

・児童川遊び水路(冷た~い)