汐分橋
北九州市若松区 県道26号線沿い 江川
汐分橋は、八幡西区と若松区の区境を流れる[江川]に架かる橋である。江川は、東は洞海湾に注ぎ、西は一級河川遠賀川に合流する、全区間で潮位に影響を受ける観潮河川です。橋名の由来になったものと推察出来ます。
洞海湾はその昔、川状をなしていて江川によって遠賀川河口に通じていた。若松は離島であったため戸畑・八幡との交通は全て船で行われていた。
「つくしなる 大渡川 大方は 我一人のみ 渡る浮世か(古今六帖)・・・・紀貫之」
外海である玄海・響の両灘は風波がひどいため、神巧皇后も洞海湾を通行され、豊臣秀吉の軍船もここを通って芦屋にでている。
(北九州HPより)
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橋っ娘 (水曜日, 13 9月 2017 19:44)
いつも興味深く「橋の名は。物語」を拝読しています。
中学まで北九州にすんでいたので、北九州の風景を見れて嬉しいです。
橋には、個性がありますね。名前が付けられていたり、石に建設年が書かれているので、まるで人のようだな、と感じます。
地域の人たちに、親しみを込められて名前を付けられているんだろうな、と思います。
字っ茶1 (木曜日, 14 9月 2017 09:40)
橋っ娘さん、御愛読ありがとう。勇気づけられます。「橋の名」には、その地の歴史・文化・自然等、裏に隠された物語りがある場合が多く、興味をそそられます。これから{”生ある限り・・?}各地の「橋の名は。物語」を取り上げていきたいと思っています。
橋っ娘 (金曜日, 15 9月 2017 19:00)
返信ありがとうございます。橋の名前は、ただの記号として付けられているのではなくて、物語があるんだということを、「橋の名は。物語」を読んでいると、知ることが出来ます。これからも楽しみにしています‼
字っ茶1 (日曜日, 17 9月 2017 12:33)
近年、ダム女・城女・道女等々、昔は考えられなかった歴史建造物へ興味を示す女性達が多く現れて嬉しい限りです。その中で橋女の「橋っ娘」さん、ネーミングがとても素敵ですね。橋女さん達の先駆者となって賛同者をいっぱい増やして下さい。