松浦大橋
・佐賀県唐津市 ・市道和多田原線 ・松浦川
松浦大堰(橋)は、鋼橋で国土交通省管理の潮止橋として出来た橋長319mの橋梁である。旧松浦大橋は、現橋の200m程下流側にあった。明治29年竣工の木橋、及び昭和14年竣工のコンクリート(RC)橋、昭和49年5月に現橋・松浦大橋が竣工している。
松浦郡は、肥前国に所属していたが1871年(明治4年)廃藩置県により長崎県所属となり長崎県北部、北松浦半島に位置する松浦市。松浦党発祥の地である。
律令制下では、肥前国・松浦郡の区域とされた。平安時代後期、源氏の流れを汲む源久が松浦郡宇野御厨の検校となり、現在の梶谷に住み松浦久と名乗り、太夫判官と称して松浦郡・彼杵郡の一部及び壱岐郡を治めた。この松浦久のもとで松浦党と呼ばれる武士団が結成された。松浦党は松浦水軍として活躍し、名を馳せた。
松浦川は、佐賀県伊万里市(旧肥前国・佐賀藩)を源流に唐津市の中心部を通り唐津湾へと流れている。従って河川名は、そのまま松浦川となり、「橋の名は。」・松浦大橋と呼ばれている。
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