橋の名は。物語 生月大橋


生月大橋(いきつきおおはし)

・長崎県平戸市春日町~生月町  ・県道42号  ・辰の瀬戸

  生月大橋は、平戸島と生月島を隔てる辰の瀬戸を跨ぐ、橋長960mのトラス部と前後の高架橋部370m、桁下高31mの構成で1991年に有料道路の一部として架橋された(現在は無料)。

 

  遣唐使の時代に中国から日本へ帰国する旅人がこの島が見えると、無事に帰って来られたと「ホッと息をついた」とされ、生月の由来とされている。

 

  日本からの遣唐使は、630年の犬神御田鍬の派遣に始まり、894年の菅原道真の建議による中止にいたるまで、十数回に渡って唐に渡航した。8世紀には遣唐使がほぼ20年に一度の割合で派遣され、唐の進んだ政治・文化・文物を伝える役割を果たした。遣唐使がもたらした文物は、古代日本の国家体制や文化の形成に大きな影響を与えた。

 ”(世界の歴史マップ・遣唐使)より抜粋”



by 字っ茶1