橋の名は。物語 都賀大橋


都賀大橋(つがおおはし)

・島根県美郷町都賀  ・県道55号線(375号線沿い)  ・江の川

  都賀大橋は、橋長175mの2径間単純アーチ橋で1978年に竣工した。

 

  「都賀」は島根県岩見国村邑智郡都賀郷のルーツを持つ清和天皇の子孫で源姓を賜った清和源氏の一族で小笠原氏族。他、都賀使主など子孫にも見られる。


  小笠原長親が弘安の役の軍功により岩見国邑智郡村之郷を得て、移り住んだことに始まる。南北朝時代の当主、小笠原長胤は武家方に従って活動、戦国時代に入ると岩見銀山の支配を巡って対立する大内氏と尼子氏に挟まれ、戦国時代・当主の小笠原長雄はその間を転々とし、最終的には大内氏の後を継いだ毛利氏に仕えた。(ウイキペデイア「岩見小笠原氏」より引用)

  小笠原氏族の都賀がこの周辺の地名として残されているのであろう。


by 字っ茶1